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北斗が如く

【北斗が如く】北斗の拳がゲーム化して龍が如くシリーズとコラボする

北斗が如く

北斗が如くとは漫画で昔から多くの人々に知られる北斗の拳と、 セガゲームスが作る龍が如くとのコラボレーションしたゲームです。 主人公はケンシロウ。漫画とは違ったケンシロウが見られ、 ふざけた要素なども含まれており、「こんなケンシロウ見たことない」をテーマに制作された。

PS4専用ソフトとして2018年3月8日に発売されました。 ゲームジャンルはアクション・アドベンチャーで、基本的には龍が如くシリーズ仕様。 現在では北斗が如くの体験版なども配信されております。

北斗の拳の原作・原哲夫氏のタッチで描いたような、太い線をゲームに採用したりもしている。 新キャラクターに関しては、こちらも原哲夫氏が描いたもの。 漫画には登場しないユーモラスなキャラクターも新たに登場している。

物語の舞台は荒野とエデン

北斗が如くの舞台は主に荒野とエデン。 荒野では漫画のように何もない砂漠が続き、バギーで移動することをしいられる。 原作のように世界大戦後の舞台なので、水や食料といったものは大変貴重で、 モヒカンたちが「ヒャッハー!」とばかりに、一般市民を無残にも殺して奪い取るといった時代背景。

荒野ではバギーやバイクに乗った野盗どもがうろつき、ケンシロウに襲い掛かってこようとする。 また龍が如くシリーズのように小さなマップではなく、荒野に至ってはかなり広い。 荒野では素材を拾ったり、古代の遺物を発掘したり、サイドミッションを攻略したりできる。 こういったところは龍が如くシリーズと比較して真新しい部分はないが、マップが広いのが特徴だ。

ストーリー

北斗が如くの荒野とバギーの画像

北斗が如くのストーリーは、北斗の拳と類似した部分はいくつかありますが、 セガのほうでは序盤のシン戦までは原作通りで、それ以外はセガが制作するオリジナルストーリーで 北斗が如くを制作していると発言している。 キャラクターの設定は、北斗の拳をそのまま使用している面が多々あります。

それでストーリーのほうは、ケンシロウが愛するユリアをシンに奪われ、 シンを撃破後にケンシロウがエデンにユリアがいるという情報を聞きつけて、 奇跡の街エデンへと向かうところが物語の序章となっております。

しかしエデンとは人気のある街。難民をたやすく受け入れることはなく、 中に入るには通行所がなければ入れない。外壁も頑丈なので忍び込むといったこともできない所です。 そこでケンシロウはわざと揉め事を起こすことで、衛生兵の注意を引き付け、 怪しい人物として囚人送りにされて、エデンへ侵入する方法でユリアを探すのであった。

北斗が如くのゲームシステム

ゲームシステムの方は、龍が如くをベースにしたアクションやアドベンチャーを構成に、 ミニゲームサイドミッションなどを散りばめてある感じのゲームです。 アドベンチャーでは人々と会話をして情報を収集したり、ショップや飲食店へ行ったり、 バギーで荒野に出かけるといった要素が含まれております。

バトルでは基本的にエンカウントで敵が発生して戦うことになる。 敵を倒すことでケンシロウのレベルが上がり、お金や地図を得たりすることもある。 そんな感じで本編とサイドクエストを攻略しつつ進めていくゲーム構成となっている。 ですので、全体的に龍が如くにフォーカスした操作方法になっているのが特徴です。

ケンシロウは経験値を得てレベルアップすることで、 任意で『心・技・体・導』の4系統に分かれた技を習得することができます。 そういった能力を得るためには宿命珠というものを使って習得します。

それ以外のやり込み要素はどこにあるのか?と言えば、 バギーパーツを入手してバギーをカスタマイズしてみたり、荒野に落ちている素材や旧文明の遺物を拾ったり、 その他敵を倒してあべしコレクションを集めたり、勲章を100%コンプリートするといった ところが北斗が如くのやり込み要素となります。

感想

北斗が如くのバトル画像

いつもの龍が如くといった感じかと思えば、全体的に荒い作りのゲームだったという印象。 「あれは龍が如くにあったミニゲームだよね」と、使い回し要素はいつもの如く。 ストーリーに至っては、なんか心に響く何かがないというか、キャラクターの扱い方が雑で、 どうもキャラクター対しての思い入れが出てこない内容かなと…

あとは闘技場やカジノ、バギーレースといったミニゲームは何度も何度も繰り返し攻略して、 ポイントを溜めなきゃコンプリートできない仕様なので、 そこですごく萎えてきたといったところもあった。

全体的に北斗の拳ファンとしてみると、原作とは比較すると中身を削った感じの物語で、 一人一人のキャラクターの描き方が弱い。またフドウやジュウザといった人気キャラ、 ハート様やアミバといった根強い悪役が登場することもなかったので、 なにか北斗愛としては弱い部分が感じられますね。

龍が如くファンとして考えると、いつもの龍が如くだなと。 まったく龍が如くシリーズを遊んだことのないユーザーであれば、そこそこ楽しめるとは思います。 北斗神拳奥義で敵を破裂させたりといったアクションシーンは迫力があるが、 何度も見るほどのものでもないので、ゲーム的なテンポを悪くしてしまっている要因にある。